【Books】「脳に悪い7つの習慣」(林成之著)読了
掛け持ちで読書するので、時間がかかりましたが、終えました。
北京オリンピック水泳チームに招かれ、結果に導いたメンタリストとして結果を残しているそうです。
気になった文はマークしているのですが、3つ心に残った文を挙げてみます。
(もっと挙げたいのはあるのですが、まとめるのも勉強だと思って、絞りました)
達成まであと少しというときほど、「ここからが大切なのだ」という意識を強くもつことが大切
「終わった」と脳が認識したときから考えることをやめてしまいます。
そうではなく、ゴールを設定せず(もしくは先延ばしして)駆け抜けるようにするべきです。
緻密に思考を重ねていくには、途中で検証し、修正を加える必要がありますから、大事なことは考えっぱなしにせず、紙やパソコンを使って整理しておくのです。
上記のゴール手前から完成度を上げるために必要なことだと思います。
もちろんゴールだけでなく、スタート時の計画や、人へのプレゼンにも使えます。
読書は、量よりも質です。いい内容だと思ったら繰り返し読み、結論だけでなく背景までふまえて「迷わず論理的に説明できる」レベルまで理解を深めましょう。
計画やプレゼンをするには、まず自身がしっかり理解をする必要があります。
それが記憶、いつでも使える知識として活用できるようになるのでしょう。
他にも考えさせられることが多く記されてました。
七つの習慣、というのは
「興味がない」と物事を避けることが多い
「疲れた」とグチを言う
言われたことをコツコツやる
常に効率を考えている
やりたくないのに我慢して勉強する
スポーツや絵などの趣味がない
めったに人をほめない
だそうです。
コツコツやること、効率を考えることが悪い習慣なのは意外でした。
脳は神秘で、かつ底が見えませんね。
現代社会ではいろいろと脳に悪い環境にさらされがちですが、
考え方を変えるだけで、これからの人生が充実したものになるのではないか、という気にさせてくれる名著でした。