古代エジプトからリンドパピルスというものが残っているらしい。
ざっくり言うと、数学の知識が詰まった巻物、とのことです。
その問題79に、「7軒の家に、7匹ずつ猫がいて、1匹の猫は7匹のネズミを食べ…」というものがあります。
今でいうところの等比数列に過ぎないのだけど、紀元前1650年ほど前からこうした数学が考えられていたことには驚きです。
古代の文化といえど、現代人も驚くような緻密さを併せ持った例もあります。
ゼロの概念もなく、ただ実用的に迫られて発達したところもあるのでしょう。
どうして発明に至ったかなど、数学史には興味がつきません。