【Books】【TOPPOINT】「ブロックチェーン、AIで先を行くエストニアで見つけた つまらなくない未来」
人口約130万人の小国エストニアは、電子政府を実現したそうです。
出生、死亡、保険加入、失業など行政手続の99%がオンラインで完結し、行政コストは世界3位。(52か国中。日本は52位…)
できないことは「結婚」「離婚」「不動産売却」。
これは感情的に手続きしないことが理由というのが、面白いですね。
若いリーダーと数学教育水準が高い国民性の元、実現。
これだけでないでしょうけど、GDPは20年弱で5倍以上の成長を遂げたとのことです。
怖いのは情報の漏洩や改ざんですが、これらを防ぐのが、
・厳罰
・NATOサイバー防衛協力センターの誘致
・ブロックチェーン技術を用いたデータの完全性
(ブロックチェーンについては勉強中。いつかまとめたいです)
上記、電子政府を実現したエストニアは外国人を「仮想住民」として認める制度を開始。
自国にいながらにして、企業を設立、EU市場に参入することができるそうです。
こうして人口減少社会において、人材(かねては税収?)を取り込めました。
というあらすじを読んで。うーん、技術は夢がありますし、うらやましい!
日本は本当に手続きが面倒くさい。最下位についても納得ですね。
行政コストだけでなく、申請者側の労力コストも計り知れませんね(わざわざ休み取ったりとか)
また電子化すれば、ひいては某省のデータ改ざんなんかも防げたのでは?なんて思ったりもします。
さて、確定申告の季節です。
今年からe-Taxを使うことにしたので、多少は省力化を期待します…
ブロックチェーン、AIで先を行くエストニアで見つけた つまらなくない未来
- 作者: 小島健志,孫泰蔵
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
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