【Books】【TOPPOINT】「西洋の自死 移民・アイデンティティ・イスラム」
という本の要約を読みました。
国会でも移民政策については議論されており、新しく在留資格を設ける…などニュースで目にすることも多いです。
著者は(欧州においてですが)そんな移民を受け入れることで文明が破滅する、と主張しています。
要因をざっくり述べると
・移民は収めた税金を上回るサービスを享受する。つまり国を貧しくさせる。
・欧州では地元女性へのレイプが増えている。
・移民が増えると、移民の流れを抑える政策ができなくなる。
とのこと。
経済成長のためには人口維持は不可欠ですが、移民は自国民よりは待遇が低くなる傾向でしょうから、サービス>税金にはなるでしょう。
かといって、サービス(医療や教育、行政など)を抑えるということは法律上(法の下の平等)難しい…。
あくまでゲストワーカーとしての受け入れなら、と思いますが。
デメリットばかりありましたが、メリットに目を向けるにはどうでしょうか。
例えば多くの文化、言語などを経験することができる。
結果、他国企業からも市場として無視できない存在になる。
現在、京都など観光地ではすごい人らしいですね。
結果日本人があまり行かなくなったとか…。
伝統は守りつつ、うまく両立できる方法があればいいのですけれど。
なんて、あまり考えないことを考えるにいい本でした。
TOPPOINTはそういうところが〇です。